今日も長崎の空は、突き抜けるように碧い。


この碧空は長崎の宝だ。・・・ボクは勝手にそう思う。

他に長崎の宝はあるだろうか?
本場のチャンポンは以外にも不味い。
カステラは喰い飽きた。まぁ粗目の部分は好きだ。
眼鏡橋も好きだ。路面電車も格好良い。

だけど何より、平和記念像は右手でこの空を指している。
やはり、この空が長崎一番の宝だ。

「長崎は今日も雨だった」という唄が、遥か昔に大ヒットした。
そんな唄のタイトルになるくらい、対馬海流は長崎に雨を多く降らす。
しかし唄に反して、ボクの頭の中にある長崎は常に碧空だらけである。

・・・因みに、ボクはその唄を聴いたことがない。


最初の碧空の記憶は小学校の頃、「小林延一」と居た時の記憶だ。